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腹腔鏡補助での胃腹壁固定手術

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腹腔鏡手術はどんな手術?

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メリット
  • 傷が小さい
  • 痛みが少ない
  • 開腹では見えにくいところも見える
  • 術野が拡大されて見える
  • 臓器が空気にさらされない
デメリット
  • 特殊な機器や器具が必要
  • 手術時間が延長する傾向がある
  • 合併症の可能性がある

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1. 傷の大きさ

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  • 開腹手術時 通常10~20cm
  • 腹腔鏡手術時 5cmが1カ所、5mmが1カ所

2. 実際の腹腔鏡補助での胃腹壁固定手術後

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3. 見えにくいところがよく見える

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触れずに肝臓の状態がみえる

4. 術野が拡大されてみえる

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  • 腹壁のポートを
  • 細かな血管も拡大されて見えるので出血の危険が少ない

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  • 胃を腹壁に固定しているところ
  • 固定部分が大きく拡大されて見えるのでしっかりとした固定ができているかが分かる

5. 合併症

  • 皮下気腫
  • 空気塞栓
  • 炭酸ガス血症

6. 禁忌

  • 重度の癒着
  • 腹膜炎
  • 血液凝固障害

腹腔鏡補助での胃腹壁固定手術の方法

  1. イメージ

    全身麻酔でお腹の毛刈り、消毒をする

  2. イメージイメージ

    トロッカーという筒の大きさに皮膚を切開する

  3. イメージ

    腹筋を切開する

  4. イメージ

    おなかにトロッカーを入れる

  5. イメージ

    気腹チューブをつないでおなかをふくらませる
    もう1か所トロッカーをいれる位置を確認

  6. イメージ

    トロッカーにカメラをいれてもう一カ所にトロッカーをいれる

    イメージ【おなかのなかの様子】
    トロッカーが入るのが見えるので安全

  7. イメージ

    鉗子という器具を使用して胃の一部をおなかの外に出したところ

    イメージ【おなかのなかの様子】
    胃の一部とおなかを固定している様子

実際の傷跡

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  • グレートデーン 5か月  32kg