皮膚疾患の難しさ。

イヌやネコの病気で、診察にお連れになられる事が比較的多いのが、実は皮膚病です。

 

どうして皮膚病が多いかは、まず飼い主さんの目につきやすくまた症状も表面にでて来ます。

 

また皮膚は一番面積が広い臓器であり様々な働きをして体の機能を正しく調整しています。

 

更に、外傷、吸血昆虫、細菌、ウイルス、刺激的な薬物、高温や低温に晒され体を守ります。

 

この皮膚病ですが、多くは軽症ですが中には診断や治療にもてこずることも結構あります。

 

原因は細菌やその他の微生物によるもの、アレルギー性のもの、内分泌性のもの等です。

 

腫瘍が原因となる事もあり、様々な固形腫瘍や皮膚型のリンパ腫も認められます。

 

診断方法はありますが、煩雑で高額な診断方法は実行するタイミングが必要です。

 

実際には検査の必要性は病気の原因を確定することと、病気を除外することです。

 

病気の除外は喜ぶべき所ですが、なんとなく診断を外してしまったように思ってしまいます。

 

私達ががん検診に行き癌でなかった事は歓喜すべき事で、もしも癌が発見されたら悲惨です。

 

癌と比較するのは極端ですが、確実に診断し治療すれば治癒率も高まり、経費も低く済みます。

 

難治性のものはもとより皮膚病は目で見る診断や治療による診断以外の各種検査も重要です。

 

鈴木犬猫病院
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