LCPでワンちゃんの骨折の手術をしました。

日本で長年小型犬が人気があり家庭犬として多くのご家庭で飼われています。

体格の小さいわりに明るい性格なので、存在感は大型犬なみです。

小型犬の欠点としては日常生活の範囲内でも骨折をしてしまうことがあげられます。

骨折箇所は様々ですが、圧倒的に多い部位は前足の橈骨・尺骨の遠位骨折です。

小さいので骨や関節が華奢なので骨に力が加わると折れてしまうことが時にあります。

骨折をしてしまいますと多くは外科的な手術が必要な状況になります。

手術法はいくつか御座いますが、多く使われる小型犬の橈骨尺骨の骨折には、

プレーティングと呼ばれる直接骨折部に板をあてねじで止める手術法です。

世界的にもこの手術法が世界の多くの獣医師に選ばれています。

また最近ではさらに改良されたロッキングプレートが使われ始めています。

日本の新幹線の部品の特徴で新幹線の開発当時からねじの頭の部分にも、

 

ねじの山と谷が彫っていて固定がとても強固であることが強みであるとされています。

それと同じ考え方で骨折の整復器具にねじが頭にきられて強固な固定ができるのがLCPです。

 

 

鈴木犬猫病院
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