関節鏡手術とは?

関節鏡(アースロスコープ)とは、直径5mm以下の極細のカメラと器具を使って関節内部を診る医療機器です。鈴木犬猫病院では、この関節鏡を用いた低侵襲(身体への負担が少ない)な整形外科手術・検査を行っています。
これまで開関節(関節を大きく切開する手術)でしか確認できなかった疾患を、より小さな傷で、より正確に診断・治療できるのが関節鏡の大きな特徴です。

当院が関節鏡を導入している理由
関節の中は、レントゲンやCTでは見えない微細な異常や摩耗があることも少なくありません。
当院では、整形外科の専門診療として、次のようなケースで関節鏡を使用しています。
主な適応疾患

- 前十字靭帯断裂(CCL断裂):靭帯の損傷程度の評価/断裂の確定診断/断片の洗浄・除去
- 半月板損傷:損傷の確認・評価/損傷部位の切除
- 肘関節形成不全(FCP・UAPなど):骨片の確認・切除/関節の炎症の程度を把握/損傷軟骨の除去
- 肩関節離断性骨軟骨症(OCD):軟骨除去/関節内洗浄
- 膝蓋骨脱臼の併発評価
- 慢性関節炎や異物混入の診断・洗浄
- 原因不明の関節痛・跛行の精査
関節鏡のメリット
| 従来の手術 | 関節鏡手術 |
|---|---|
| 大きく切開して関節を開ける必要あり | 数ミリの小さな切開のみ |
| 回復に時間がかかる | 術後の回復が早い |
| 視野が限られる | カメラで関節内部を鮮明に確認 |
| 感染や癒着リスクあり | リスクを最小限に抑えられる |
「診断」と「治療」を同時に行えるのも、関節鏡の大きな利点です。
当院の強み

当院のサポート体制
- 整形外科の専門診療を行う獣医師が在籍
- 高画質関節鏡システムを完備
- 術前検査・術後リハビリまで一貫したサポート体制
- 中〜大型犬の整形症例も豊富な実績あり

「診てみないと分からない」関節トラブルに、
最小限の負担で正確な診断を
「足をかばって歩く」「階段を嫌がる」「関節痛が続く」
そんなときは、お気軽にご相談ください。関節鏡による検査と手術が、あなたの大切な子の「もう一度元気に歩ける未来」を後押しします。
よくあるご質問
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Q.
関節鏡手術は、すべての整形外科の子に適応できますか?
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A.
関節内の異常が疑われる場合に特に有効です。手術適応は、診察と画像検査を元に判断いたします。
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Q.
術後のリハビリは必要ですか?
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A.
はい、回復を早めるために当院のリハビリプログラムをご案内します。歩行訓練や物理療法も併用します。
