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症例紹介

トップ症例紹介【症例紹介】股関節脱臼
2020.04.25
整形外科
【症例紹介】股関節脱臼

今回は股関節脱臼のお話です。

この病気の治療は大きく分けて以下の2つ。

①非観血的整復=手術しないで脱臼を治す事

鎮静下にて手で脱臼を戻す方法。脱臼整復後は一定期間包帯を実施し、再脱臼を予防。再脱臼率は40%前後。

②観血的整復=手術で治す事

関節を残す固定法や関節を除去する骨頭切除術。再脱臼率は固定法で20%前後。

 

そこで今回は、

「非観血的整復後に再脱臼を認め、観血的整復を試みたわんちゃん」

をご紹介します。

包帯管理や安静にしながらも短期間での再脱臼。これ以上の非観血的整復は困難と判断し、観血的整復の骨頭切除術を実施。

 

脱臼した関節を除去することで、痛みの軽減が期待できます。

「関節がなくなっても歩けるのか」とご心配される方は多いです。しかし手術後はリハビリが必要になるものの、長期的には反対足と比較して60〜70%程度の機能回復が認められます。