手術に3Dプリンターの活用

院長鈴木です。

昨今、獣医整形外科分野で3Dプリンターが活用されています。

メリットは術前に手術計画が立てやすくなり、手術時間が短縮されて手術が簡単にきれいにできるようになります。

肩関節固定

膝蓋骨内方脱臼

骨の変形を評価して変形の矯正をしたり、関節を真っすぐに固定するような手術では3Dプリンターがとても便利です。

CT検査ができる病院で整形外科手術の経験と器具が沢山必要ですので、可能な条件が必要ではありますが、3Dプリントは難しい手術が簡単になったり、誰でも同じように手術ができるようになる方法です。

当院ではこれまでにも沢山の動物の整形外科疾患の治療をしていますが、より良い治療ができるように、これからも様々な技術を取り入れていきます。

ケンケン歩き、どこか痛そうで元気が無い、散歩中に立ち止まったり歩きたがらない、抱きかかえるとキャンと鳴くなどは整形外科疾患の可能性があります。

お困りなことがありましたらご相談ください。