ペットちゃんたちのお口の健康✨

こんにちは、獣医師の芦刈です😇

私は先日歯医者さんに行ってまいりまして、お口のチェックを念入りにしていただきました。私の口腔内環境として虫歯にはなりにくいそうですが、歯周病は進行してきている・・・とのご指摘をいただいてしまいました。毎日ちゃんと歯みがきしているのに・・・ショックです😵

そんな個人的な出来事からペットちゃん達のお口の健康について思いを馳せたので、今回は歯周病ケア、特に無麻酔歯石取りについてお話をしようと思います!

「先生、無麻酔で歯石取りってやってますか?」              たまにこのようなご質問をいただくことがあります。            答えはNO🙅です。無麻酔歯石取りはやってはいけません。表面の歯石だけ取ることは根本解決にならず、重要なのは隠れている歯周ポケット部分の歯石、歯周病菌を除去することです。この処置には少なからず痛みを伴うので無麻酔でこれを行うことは原則禁止なのです。処置中は怖くて大人しく口を触らせてくれているかもしれませんが、無麻酔で歯周ポケットの下に器具を入れられ痛みに耐えた子達は、その後お家でお口を触らせてくれなくなり、ホームケアが難しくなってしまいます・・・

全身麻酔がご不安なお気持ちもよくわかります。ですが、麻酔とは本来痛い、怖い思いをさせないための処置であり、歯石取りには麻酔が必須なのです。   全身麻酔がネックで踏み切れない、という方はぜひご相談ください。     本当に麻酔がかけられない全身状態なのか?麻酔がかけられないならどうやってケアしたらいいか?一緒に考えていきましょう😊💕

長くなってしまいましたが、最後に、麻酔下歯石取りをがんばってくれたワンちゃんの歯のビフォーアフターをご紹介します。

左ビフォー

左アフター

右ビフォー

右アフター

ピカピカですね😂

ご自宅のペットちゃん達がお口の痛みから開放されて美味しくごはんを食べられるようサポートいたしますので、ぜひご相談ください。