人の医療では当たり前に行われている輸血。
では、動物の獣医療ではどうでしょうか。
実は、みなさまが思っている以上にハードルの高い治療なんです。
その理由は2つあります。
ひとつは、血液の確保。
もうひとつは、血液の保存です。
獣医療では献血などで定期的に血液を確保できないこと、そして採取した血液を安定的かつ清潔に保存ができません。
これが輸血のハードルを上げている要因になります。
しかし、輸血が必要な子は突如来院されます。しかも多くの場合、1分1秒を争うほど、いますぐにでも輸血が必要になります。
そこで当院では、すぐにでも輸血を可能にするために、病院の看板犬、看板猫でもある彼らに少しだけ血液を分けてもらっています。
せっかくなので彼らを少しだけ紹介します。
レバ美
遊ぶことが大好きな女の子。遊び足りないと這いつくばって帰ろうとせず、とくに看護師を困らせる一面もあります。
かすみ
人懐っこく元気いっぱいの女の子。でも元気が溢れすぎてレバ美には少し鬱陶しがられている気がします。
宮と若
大の仲良しな2人。人が通ると撫でろと言わんばかりにおでこをなすりつけてきます。最近は運動不足のせいかメタボ気味なのがきになります。そろそろダイエットするか?
当院で早急な輸血を可能にしてくれるのは、彼らがいてくれるからです。彼らも立派な鈴木犬猫病院のスタッフです。
輸血が必要と言われたけど、ドナーが見つからず輸血を受けられないで困っている方。
当院にご相談ください。彼らが少しだけお手伝いしてくれます。